働く私たちが良いと思ったユニフォームで患者様にも、 安全で良いケアができる
公立甲賀病院様にはミドリ安全のものづくりに共感していただくことで、13種類のユニフォームが採用となりました。「看護師という仕事は、身体を使って働く仕事だからこそ、働く人の立場に立って考えられたミドリ安全のメディカルウエアに強い印象が残ったことがきっかけだった。」と副看護部長の井原様はお話しくださいました。
今回ご提案させていただいた楽腰パンツやVEM70〜110上シリーズには、3つの特許技術が採用されています。楽腰パンツには開脚時に足の動きをサポートする新立体裁断構造としゃがんでも背中がみえないイージーフレックス仕様を採用。VEM70〜110上シリーズには腕がつっぱらない新立体裁断構造を採用しています。
患者様の中にはご自身で移動や車いすなどの移乗ができない方がいらっしゃいます。そのような場合、患者様を支えて抱えたり、患者様の目線に合わせてしゃがんだり、腰に負担のかかる姿勢で作業をする場面は避けられません。腕を曲げたり伸ばしたりすることも多い看護の現場でこそ真価を発揮するミドリ安全のメディカルウエア。「働く私たちが良いと思ったユニフォームで仕事ができれば、私たちが接する患者様にも、安全で良いケアができる。」と高く評価してくださいました。
熱意がもたらしたもの
ユニフォームのリニューアルを通して、「私たちもとても楽しい経験をさせていただきました。」と副看護部長様がおっしゃっていたのがとても印象的でした。当初は不安に感じることもあったそうですが、公立甲賀病院の現場で働く看護師の皆様の要望をとりまとめ、最適なユニフォームを提案する担当者のまっすぐで熱心な姿勢、きちんとしたコミュニケーションをとることができる人だと感じた時、不安は信頼に変わっていたそうです。既製品の中からただ選ぶだけじゃない、「ミドリ安全さんと一緒に試行錯誤できたからこそ、一歩ずつ理想のユニフォームに近づいていくことができました。」とお話しくださいました。
「今日はきちんとした場、襟付きのユニフォームを選びました。」
公立甲賀病院様には11パターンの上衣を採用していただきました。看護師の皆様のお仕事は、日常の患者様のケアだけにはとどまりません。ユニフォーム姿でかしこまった場所にいかなければならないことも多々あります。患者様のケアが中心となる日には、作業しやすいスクラブタイプ、会議やオリエンテーションが入っている日にはきちんとした印象に見える襟付きタイプとユニフォームを使い分けます。その日の行先や、業務内容によって上衣を変えることで、気持ちが引きしまることもあれば、リラックスして業務に取り組むこともできます。インタビューにご対応くださった副看護部長様は、きちんとした印象に見える襟付きのユニフォームを着てインタビューに臨んでくださいました。
[ご採用いただいた製品]
地方独立行政法人 公立甲賀病院
1939年滋賀県甲賀・湖南地方の人々の熱意が結実し地域住民のための病院として甲賀病院が誕生しました。1964年には公立病院となり、入院・外来・救急・訪問診療など幅広い医療を展開。2019年に地方独立行政法人へ移行し、地域に根ざした中核病院として長い歴史を持つ病院です。